Super Swan 110%

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〜18mm厚シナアビトン積層合板で作るスーパースワン110%〜
Original Design - Tetsuo Nagaoka
Modified by T





18mmシナアビトンで作るスーパースワン110% 08/01/07

 スーパースワン105%はFE138ES-Rにはきつきつである。そこそこ鳴らないことはないだろうが、少し強引ぎみだ。では110%ではどうだろう、というのが今回の発想である。結果は、なんとターキーとほとんど同じ寸法になったのである。データはこちら。「s_swan110-t.skp」をダウンロード(zip形式で圧縮しています)


▲スーパースワン110%


▲大きさの比較
左から、オリジナルスーパースワン、105%、110%、ターキー、120%。

これを見るとターキーは明らかにスーパースワンを110%にするところから出発したと考えられるのである。さて、みなさんならどれを使ってFE138ES-Rを鳴らそうと思うだろうか。スペースファクターが気になる方は105%、無難なのは110%かターキー、で比較的広い部屋をお持ちなら120%にチャレンジしてもいいかもしれません。


▲板取図

スーパースワン110%のスロートは、
幅64mm、奥行き75mmであり、FE138ES-Rの実効振動面積が82.31cm2であるから、絞り率は、

  66×77=50.8cm2
  絞り率=50.8÷82.31=0.62

となる。まだ少し絞り気味だが、まぁまぁだろう。

ヘッドの容量は、
ユニットとホーンのクロスオーバーを200Hzとすると、
 Va=10×50.8÷200=2.54g

現在のヘッドの容量は、
  (140×154×154 - 補助材分30×140×18×4)÷1000000=3.0g
大きいようだが、ユニットマグネットの体積を考慮するとこれくらいでいいのかもしれない。





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