F-74というフルレンジをウーファに使ったバスレフ 09/02/21 フルレンジを3つウーファとして使ったバスレフのキャビネットがある。これは長岡先生が「軽い低音」を狙って設計されたものである。ウーファは高価であるし重低音といっても「重い」低音で音離れが悪いというのがその理由である。当時のユニットはFE204とFT27Dを想定してあるが今のユニットでそろえるならFE206EとFT28Dになるだろう。 ▲F-74 ルックスはなかなかの迫力。FE206Eは限定品ではないとはいえ1本9,000円前後はする。6本買えばそれだけで5万円を越えてしまうのである。かなりの決心が必要だ。 ▲中のようす 口型の補強材が4つも使ってあり強度としてはかなりある。 ▲ネットワーク ツィータは逆相接続、3本のフルレンジのうち2本は並列。 ▲板取はこんな感じ 21mm厚のサブロクが4枚必要だ。工作自体は簡単だがユニット代と板代などを合わせると10万円を越えてしまう。周波数特性はフラットで低音が比較的盛り上がっていて、一度は聴いてみたいと思わせるキャビネットである。 トップページへ ※skpファイルはGoogle SketchUpというソフトのデータファイルです。Google SketchUpは以下から無償でダウンロードできます。 http://sketchup.google.com/download.html 見るだけならビューアが便利です。ビューアのダウンロードはこちら。 http://www.sketchup.com/?sid=40 Google SketchUp 6.0.*** Viewerのバージョンのものをダウンロード・インストールしてください。 |
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参考:F-74は↓の書籍に掲載されています。 長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術 図面集編 SpecialEdition 3 |