F-56 for FW168HR

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〜 ゴードンを改造したハイエンド風筐体(改造モノ) 〜
Original Design - Tetsuo Nagaoka

Modified by T




F-56 「ゴードン」をFW168HR用に改造する 09/01/25

 F-56 コードンの筐体を改造してFW168HRを鳴らしてみたらどうだろうと思いついたのです。ツィータをT250Dに、さらにフルレンジをFW168HRに交換してバーチカルツインにする計画。板取は余裕があるので、奥行きを30mm増やして300mmにした。

ユニットの寸法は以下のとおりだ。

▲T250DとFW168HRの寸法


▲これがT250DとFW168HRを使ったゴードン改だ


▲中のようす


▲板取はこんな感じ
問題はフルレンジ用に大きめに設計されたダクトの再検討とネットワークの設計だ。これはまた時間があるときにやってみる。


完璧な補強をしたゴードンFW168HR 09/01/27

なかなかよさげなゴードン改なのだが、徹底的な補強をしてみた。背面板意外を全部二重にした。F-56-t2.skpをダウンロード(ZIP形式で圧縮しています)


▲補強をしたゴードン改


▲ちょっと流行の変化をつけてみる


▲中のようす
幅はそのままで側板を二重化しているため内幅が減少している。そのかわり奥行きを320mmにした。この結果オリジナルが49.9リットルなのに対し改造版は50.7リットルと少しだけ大きくなっている。背面板は小さい板で補強をしている。


▲リアビュー


▲板取はこんな感じ
F-56-t2_itadori.skpをダウンロード(ZIP形式で圧縮しています)
15mmサブロク3枚必要だ。フロント表面材だけムク板を使用するのもいいだろう。そうすればよりリッチな風貌になる。ダクトの再設計はまだやっていない。


ゴードンFW168HRの改良 09/01/31

ハカマをつけてみる。


▲ハカマをつけたゴードン改


▲こんな感じ


▲補強板は板取の関係で幅を40mmから30mmにした


▲板取はこんな感じ
補強板の抜き板からダクトの部品を切り出す仕様に。背面板は端材で適当に補強することにする。バッフルの抜き板でもいいし。

さて、ダクトの寸法の検討であるが、
ダクト=100mm×100mm×180mm
内容積=850mm×180mm×320mm-ダクトの容積=46.4リットル
である。厳密には補強材とかも考慮する必要があるのだろうがおよそでいいだろう。
共振周波数Fdは計算上48.3Hzとなる。二重化した表面板の厚みだけオリジナルより長くなっているのだが、15mm短くしたところでFdは50Hz程度になるだけであるからほとんど変わらない。したがってダクトはこれでいいのではないかと思う。

問題はネットワークだ。
ゴードンのネットワークをそのまま使うと以下のようになる。


▲ゴードンのネットワークをそのまま使った例(ツィータは逆相)

これを基本に検討してみたい。以下がユニットの特性である。


▲ユニットの規格
それぞれの周波数特性を見ると1.5kHzあたりでのクロスがよさげである。
ツィータは2kHzで、ウーファは1kHzで、6dB/oct -3dBクロスで計算すると、C=10μF、H=0.5mHくらいとなる計算なのだが・・・。


FW168HRのテクスチャをつけてみる 09/01/31


▲これだとよりイメージできます


▲下からのビュー
なかなかよさげであります。







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参考:F-56は↓の書籍に掲載されています。


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