F-234

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〜 F-234 フルレンジをウーファに使った軽い低音を狙ったバスレフ 〜
Original Design - Tetsuo Nagaoka





F-234 超フラットワイドレンジ2ウェイダブルウーファバスレフキャビネット 09/03/15

 というすさまじいカタカナばかりのタイトルに我ながらあきれているわけだが、この割とチープなユニットで構成されたダブルウーファ2ウェイシステムの周波数特性が驚くほどフラットでワイドレンジなのであります。長岡先生も、「3mでのf特は30Hz〜20kHz一直線と驚異的にフラット。文句なしのハイファイでソースを選ばない」と書いておられる。

 ダブルウーファといっても、ウーファユニットではなくFE204(設計当時)というフルレンジユニットが使われていて、これはF-74でも取り組まれているが、音離れのいい軽い低音を目指してのことである。FE83Eの背面の穴はダクトというよりも息抜き用らしい。長岡先生の設計はバスレフ構造かまたは必ずこういう息抜き用のダクトがついているのが通例だ。FE83Eのキャビネットは前後にずらしてリニアフェーズを実現する。


▲フロントビュー


▲リアビュー

 FE204が対向で設置されているのがわかる。反動をキャンセルさせるという理屈であるが、これが実際どのくらい音質向上に寄与するのだろうか。フロントに2本つけるのとこのように前後に対向してつけるのとどのように違うのかは私にはよくわからない。フロントに2本つける方が音圧が増していいような気もするのだが・・・。2本作って比較すればいいのだろうが、そんなことは素人には無理だ。


▲内部の構造


▲板取図


▲ネットワーク図
FE83Eは逆相接続である。






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参考:F-234は↓の書籍に掲載されています。


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