D-37-138ESR

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〜  FE138ES-R用エンクロージャ(改造モノ) 〜
Original Design - Tetsuo Nagaoka
Modified by T





FE138ES-R用のバックロードホーン 07/11/22

 FE138ES-R用の前面開放型バックロードホーン型はありえるのだろうかと考えてみた。10cm以下のユニットには前面開放型バックロードホーンはイマイチな気がする。では13cmのユニットはどうなんだろう。まぁ、スワン系ほどの期待はできないがそこそこ鳴るかもしれない。

 で、アプローチとしては、D-58ESを縮小するか、D-37を改造するか、しか思い浮かばないのだが、やはり口径の近いD-37を改造する方が無難であることは言うまでもない。ということで、D-37の幅を2cmほど狭くしてみた。なぜ2cmか?カンである。


▲D-37-138ESRのベータ版


▲D-37-138ESR(左)とD-37(右)の比較


▲さらに板厚を18mmにしてみた
シナアビトン18mmで作ることを想定している。
データはこちらから。「D37_138ESR.skp」をダウンロード(zip形式で圧縮しています)



▲D58ES-18mmと同じ補強を採用した
これでD37-138ESRは一応完成。



▲板取図
 板取してみた。どうにも無駄が多くなってイマイチだがこれ以上取りようがないと思われるのである。一応木目は考慮している。たぶんバグあり。バッフル口径は実際に出てから変更すればよい。

2007/11/23 板取図バグ発見、修正。5枚じゃ取れないので6枚になった。まだまだバグはありますな。


その後・・・2008/01/02

 板取がイマイチなのでなんとかならないか考えてみた。幅を左右5mmずつ縮め210mmとした。この幅なら背面補強は必要ないだろうと考え割愛。そうしてでできあがったのがこれ。


▲D-37-ESR(s)


▲背面補強は割愛した


▲板取図
5枚でできる。どうがんばっても4枚にはできない。
↑6枚必要です。・・・08/01/05 修正。29'と31'を分割すれば5枚でできるけど・・・。


▲板番号(D-37)


計算してみた・・・2008/01/02

いつまでもカンとか言っていられないので少し理論的に計算してみる。
FE138ES-RのQ
0は、0.27である。したがって絞り率の目安は、
  SR=1÷(5×0.27)=0.74
である。

現在のD-37-138ES-Rのスロートは、
幅210mm-補強板分18mm、高さ50mmであり、FE138ES-Rの実効振動面積が82.31cm2であるから、絞り率は、

  (210-18)×50=96cm2
  絞り率=96÷82.31=1.17

となる。絞り率は0.5〜0.9の範囲で1を超えてはいけないということである。全然ダメである。それではどのくらいにすればいいのかというと、幅を150mmにしても絞り率は0.8にしかならない。つまりスロートの高さが大きすぎるのだ。音道をいじりだすときりがないしどんどん悪化しそうなので、絞り率調整用の板を2枚追加することにする。

幅200mmで、
  (200-18×3)×50=73cm2
  絞り率=73÷82.31=0.89
である。

とりあえずこれで妥協しよう。

次に空気室の容量の計算だ。

ユニットとホーンのクロスオーバーを200Hzとすると、
 Va=10×73÷200=3.65g

とすると空気室の仕切り板の位置は、
  3.65*1000000/(65×200)=280mm
となる。

ということで、そのように作りなおしてみた。
データはこちらから。「D37_138ESR_s.skp」をダウンロード(zip形式で圧縮しています)


▲幅200mmにした


▲絞り率調整用の板を設置


▲板取図
はてさて、この計算って合ってるんだろうか・・・。
(29'、31'は270mmだよな、どう考えても・・・2008/03/13)

もう少し煮詰めてみる・・・08/01/05

現在の音道の断面積は以下のようになっている。

面積 r
No.1 50 146 7.3 0.86
No.2 58 200 11.6 1.08
No.3 75 200 15.0 1.23
No.4 95 200 19.0 1.39
No.5 125 200 25.0 1.59
No.6 267 200 53.4 2.33

rは円に換算したときの半径である。

グラフにすると、



となって少々いびつである。

音道の高さを調整材を用いなくてもよいように調整してみると次のようになる。

面積 r
No.1 40 182 7.3 0.86
No.2 50 200 10.0 1.01
No.3 65 200 13.0 1.15
No.4 90 200 18.0 1.35
No.5 125 200 25.0 1.59
No.6 267 200 53.4 2.33

グラフは、



となる。ただし、これは補強材を考慮していない。
補強材を計算に入れると、

面積 r
No.1 40 182 7.3 0.86
No.2 50 200 10.0 1.01
No.3 70 200 13.1 1.15
No.4 90 200 17.1 1.32
No.5 135 200 25.2 1.60
No.6 267 200 53.4 2.33

グラフは、



となる。このように修正したのが以下である。



データはこちら。「D37_138ESR_s2.skp」をダウンロード(zip形式で圧縮しています)


▲板取図





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参考:D-37は↓の書籍に掲載されています。


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