BS-104にFE138ES-Rを装着してみた 08/03/20 BS-104というダブルウーファーシリーズの音場型というのがある。ツィータ+20cmダブルウーファーというドンキーなどでおなじみの仕様なのであるが、このツィータをFE138ES-Rに取り替えてみたらどうだろう、というのが今回のヒラメキなのである。モアイを作るのはちょっと勇気がないとか、コンパクトにモアイ並の音を、という場合これはなかなかいいんじゃないかと思うのである。オリジナルのBS-104と変わっているのは、バスレフ面を前面にもってきたこと、側板を二重にしウーファの位置を少し変更、もちろんツィータFT55DをFE138ES-Rに変更したこと、の3点である。 データはこちら。「BS104ES-R.skp」をダウンロード(ZIP形式で圧縮しています。) ▲BS-104ESR ▲中のようす ▲スケルトン ▲大きさはモアイのウーファ部と同じくらい モアイと比べて音質的に劣る点はFE138ES-Rがウーファの背圧の影響をモロに受けてしまうことだろう。側板を二重にしているのでエンクロージャの剛性は遜色ない。ウーファが20cmになっているし結構いい勝負をするのではないだろうか。もっと高域がほしいという場合は、上に置くタイプのツィータを追加すればいいだろう。まぁ、FE138ES-Rは高域の特性もかなりよいので通常ならこれで十分いいはずだ。 ▲板取図 ▲ユニットとネットワーク図 ネットワークはドンキーと同じ考え方でいいと思う。FE83をFE138ES-RにFW108をFW208Nにそれぞれ読み替えてもらえばよい。さて、どんな音だろうか。 トップページへ ※skpファイルはGoogle SketchUpというソフトのデータファイルです。Google SketchUpは以下から無償でダウンロードできます。 http://sketchup.google.com/download.html 見るだけならビューアが便利です。ビューアのダウンロードはこちら。 http://www.sketchup.com/?sid=40 Google SketchUp 6.0.*** Viewerのバージョンのものをダウンロード・インストールしてください。 |
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参考:BS-104は↓の書籍に掲載されています。 長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術 図面集編 SpecialEdition 3 |